畦焼き盛ん(下)[207回]早春を彩る花たち(2)―サンシュユ[209回]

2023年03月18日

早春を彩る花たち―ヒメリュウキンカ[208回]

 3月に入り、春を待ちかねたようにあちこちで花が咲き出した。
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 早春に咲くのは、何故か黄色い花が多い。周りが枯れ草ばかりのとき、黄金色の花はひときわ目立つので、虫たち、特にミツバチを惹きつけるには好都合だからだろう。

 早春の花の中で、私の一番のお気に入りは、ヒメリュウキンカだ。田淵行男記念館前の窪地には、ヒメリュウキンカが群生している。窪地なので北風が入らず、日当たりが良いから、開IMG_2640花が早いのだ。

 春の光を浴びて、ヒメリュウキンカの花はすっくと立ち、まさに黄金色に輝く。記念館の入り口に通じる通路は修復中だったが、今は完工し、通路の上から眺めこともできる。しかし、近くで見るに超したことはない。



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 冬の寒さがどんなに厳しかろうが、どんなに雪が積もろうが、毎年2月末から3月の初めには、緑色の葉に囲まれて花が顔を出す。花が咲き出せば、待っていましたとばかりにミツバチが集まる。ブンブンとミツバチの羽音が絶えない。春到来を告げる音だ。












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 思わず、今年も元気に咲いてくれたね、ありがとうと言いたくなる、そんな可憐な花である。

[写真説明:撮影日は、上の3枚は3月4日、4枚目は3月8日]


ken1_0263 at 22:36│Comments(0) | 昆虫

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