2022年11月23日
安曇野の紅葉ベスト3―高橋節郎生家[185回]
紅葉シリーズの最終回は、高橋節郎生家。
高橋節郎氏は、旧穂高町出身の漆芸術家として世界的に知られ、文化勲章も受章している。2003年にその名を冠した記念美術館(黒と金を基調とする屏風、パネル、水彩画などを展示)がオープンしたが、その裏手に生家がある。
茅葺き屋根の屋敷は国の有形文化財に登録され、往事の暮らしを思い起こさせる。庭には樹齢100年を超える巨大な松(多行松)や大きなカエデの木があり、紅葉の名所としても知られている。
高橋節郎氏は、旧穂高町出身の漆芸術家として世界的に知られ、文化勲章も受章している。2003年にその名を冠した記念美術館(黒と金を基調とする屏風、パネル、水彩画などを展示)がオープンしたが、その裏手に生家がある。
茅葺き屋根の屋敷は国の有形文化財に登録され、往事の暮らしを思い起こさせる。庭には樹齢100年を超える巨大な松(多行松)や大きなカエデの木があり、紅葉の名所としても知られている。
11月6日(日)に妻と連れだってここを訪れたときは、紅葉の真っ盛り。邸内では大町市出身の書道家、一志水鏡さんの作品展が開かれて
おり、人波が絶えなかった。
おり、人波が絶えなかった。
美術館の裏手に回ると、まず迎えてくれるのは、大カエデの木だ。赤い衣を全身にまとい、そびえ立つ姿は、天をも衝く勢いと表すべきか。葉は真っ赤に染まり、日差しを浴びて輝いている。
戸口の壁には干し柿が下がり、大きな土間へと誘う。その先は縁側と障子、床の間のある畳敷きの部屋だ。
一志水鏡さんの書は自由闊達。書道というより詩文のようにも見える。
縁側では、大人たちとは別行動といった風で、子どもたち(姉弟?)がゲームに熱中していた。
さて、皆さんは、どちらの紅葉が気に入りましたか?来シーズン、ご自身の目で確かめてください。
[お知らせ]
11月26日(土)夜のNHK総合テレビ「ブラタモリ」が安曇野をおとずれるそうです。どんな切り口で、安曇野に迫るのでしょうか?気になりますね。